公開日 2024年09月01日
1秒ちょっと前の月

「我々はどこから来て、どこへ行くのか?・・・」
歴史に名を残した天文学者たちが、湖のほとりのキャンバスの上に現れて夜空を見上げています。
これらの問いは、人類にとって永遠のテーマであり、その答えは未だに謎のままではありますが、
宇宙に想いを馳せた偉人たちの過去から現在へ、そして宇宙の果てへ、その想いが受け継がれていきます。
宇宙の大きさを歴史上の天文学者と一緒に考えることで、宇宙に対する興味を深めていただければ幸いです。
上映日時:上映スケジュールをご覧ください。
https://www.kanoyashimin.jp/planetarium/
鑑賞料金:大人200円、高校生以下無料
上映時間:24分
声の出演:小山茉美・川津泰彦・龍田直樹(青二プロダクション)
企画・制作:高崎市少年科学館
制作・著作: 株式会社リブラ HAKONIWA PROJECT
脚本・サウンド編集: 鷲巣 亘
CG: 藤井 昇
編集・CG: 福留政彦
キャラクターデザイン・アニメーション: 塚田洋子
協力:高畠規子
※上映スケジュールは変更になる場合があります。
この記事に関するお問い合わせ
リナシティかのや(鹿屋市市民交流センター)
TEL:0994-35-1001
FAX:0994-43-0744
作品概要
アリスタルコスのつぶやき
(紀元前310年~紀元前230年頃)
「我々が見ている月は、1秒ちょっと前の月ということですかな?」
地球から月までの距離は、およそ38万km。
光が1秒間に進む距離が、およそ30万km・・・。
つまり、我々が見ている月は、1秒ちょっと前の月ということ。
8分ちょっと前の太陽
太陽までの距離を分かりやすくするために、
地球と月を物差しにしてみましょう。
地球から太陽までの距離は、地球から月までの距離のおよそ400倍。
太陽を出発した光はおよそ500秒で地球に辿りつきます。
私たちは500秒前、すなわち8分ちょっと前の太陽を見ていたわけです。
ガリレオ・ガリレイのつぶやき
(1564年~1642年)
「私の死後、天文学は急速に進歩したのですね?」
太陽系の惑星についても、色々分かってきました。
太陽から水星までは、光の速度でおよそ3分。金星までは6分。
地球まで8分。火星まで12~13分。